
筆者はサーフィンこそしませんが、2年間ジャワ島ウエストジャワにあるチマジャの近隣にゲストハウスを借りて住んでいました実体験を元に、チマジャが如何にサーファーにとって魅力的かつ癒やされるロケーションであるかを述べてみます。
チマジャは一言でいいますと、とにかく超田舎で都会化されていません。しかしながら、ジャワ島の国際空港であるスカルノハッタ国際空港はインドネシア首都ジャカルタにあって、それこそ経済発展がめざましく道路は渋滞していることが常であるといえます。空港からレンタカーを借りてウエストジャワにあるチマジャまで運転することはまずお奨めしません。交通ルールは日本的感覚であると100%近くといっていいほど事故を起こします。その上、言葉が分からない、インドネシアにおける交通事故の処理が不明等により自分で運転してチマジャに行くことは止めるべきです。また、空港を出ると様々な人が各種多様な誘いで寄ってきます。もちろん、無視すべきですが、しつこいので素知らぬ表情で、自分がとるべき次の行動を迅速に行うようにします。そこで、お奨めの案は「チマジャスクエア ホテル&レストラン」に車と運転手の手配を依頼します。因みに「チマジャスクエア ホテル&レストラン」におけるサービスの一環として空港送迎を行っています。
「チマジャスクエア ホテル&レストラン」の経営主はオランダ出身のおばさんです。このおばさんの接客印象は好印象で物腰の柔らかい素敵な方です。筆者は当時仕事の関係でいつも会社からゲストハウスまでOjek(オートバイ・タクシ)スタイルで送迎してもらっていた現地の人を時たま「チマジャスクエア ホテル&レストラン」に案内して豪華なナシゴレン(50,000ルピア/人)をご馳走していました。とにかく、「チマジャスクエア ホテル&レストラン」はお奨めです。ここに来るサーファーは日本人は殆どおらず、ヨーロッパやオーストラリアの人達が多かったという記憶があります。
【ジャカルタからチマジャまでの行き方】
❶「チマジャスクエア ホテル&レストラン」に車と運転手を含めて送迎サービスを依頼する方法。数人で行くのがベストだと考えます。
❷ジャワ島に知人がいれば、知人に依頼する方法
❸バジェットサーファー向きとして、空港からボゴール行きの青い色のバス「DAMRI を利用する。ボゴールからはPelabuhan Ratu行きのバスに乗り換えます。Pelabuhan Ratuに到着したら、乗合バスAngkotまたはOjek(オートバイ・タクシ)に乗り換えてチマジャに向かうことになります。安全度からいえば、
❶もしくは❷で、❸は安全度は低く、旅慣れた人でかつ時間的に余裕のある人以外はお奨めできません。とにかく時間は全くといっていいほど読めません。しかも道はボゴールからチマジャまでは舗装率は低く凸凹であるため、お尻は痛くなるし、非常に疲れます。
チマジャスクエア ホテル&レストランのアドレス | Jl.Kidang Kencana Pelabuhan ratu Jawa Barat Indonesia |
【ホテル内における施設・設備】
[客室について]
人 数 | ル ー ム タ イ プ | 注 釈 |
2名 | ダブルルーム | クイーンベッド1台 |
数名 | ファミリーバンガロー | シングルベッド2台+クイーンベッド1台 |
2名 | ツインルーム | シングルベッド2台 |
2名 | デラックス ダブルルーム | クイーンベッド1台 |
2名 | ダブルルーム | クイーンベッド1台 |
2名 | デラックス ダブルルーム | クイーンベッド1台 |
※当時チマジャを訪問した際、ホテルの料金を尋ねたところ、概ね一人あたり150,000ルピアから300,000ルピアと価格帯となっているようです。日本と違って、海外では1部屋としての宿泊料金が基本的な考えですので、約300,000ルピアの宿泊料金を2人で利用する場合、1人当りにしますと約150,000ルピアとなり、半額で済むことになります。当時の価格であるため、最新情報については確認をお願いします。
[その他設備等に関する情報]
ペット | ペット宿泊可。無料。 |
飲食施設及び設備 | レストラン |
インターネット | 公共エリアにおけるWi-Hi(無線LAN)無料利用。但し通信速度はそれほど速いとはいえません。 |
駐車場 | 敷地内に事前予約不要の専用駐車場あり。無料 |
サービス | 客室清掃無料サービス(毎日)、空港シャトル(有料) |
その他一般 | エアコン、ファミリールーム |
スタッフ対応可言語 | インドネシア語、英語 |
※朝ごはんは出ませんので、近くにある屋台が営業しており、80,000ルピア(日本円で80円)でお粥が食べられます。この屋台は現地の人達も多く利用しており、結構繁盛しています。ボリュームは手頃で美味しいという声が大のようです。
その他にホテル内にはビリヤード、卓球等のプレイルームが用意されており、自由に利用することができます。
【規則】
チェックイン | 午後2時以降 |
チェックアウト | 午前12時まで |
キャンセル/前払い | 宿泊希望日を入力して各ルーム毎の条件を確認することがポイントです。 |
お子様/エキストラベッド | お子様の宿泊は可。1台のエキストラベッド追加は無料でできます。 |
ペット | ペット宿泊可。追加料金はありません。 |
利用可能なクレジットカード | VISAカード、MaterCard
※到着前に所定の金額を一時的に確保する権利を有しています。 |
【チマジャスクエア ホテル&レストラン近隣の施設情報】
約100メートルのところにスーパー「Alfamart」、1km離れたところにカフェ&バー「Nurda Bar」、若干離れますが約7km離れた場所に市場「Pasar umum dan Ikan」があります。筆者もこの市場はよく利用していました。市場に車で行く場合は運転手に駐車場から出る場合にどこからともなく引導する人が現れますので、この時は5000ルピア程度のチップをあげます。予め買い物の数量が少なければOjekを利用するのも一つの手ではあります。
【総括】日常生活空間から離れて時間を忘れてゆったり過ごしながら、時にはサーフィンを楽しむ向きには最適ではないかと思います。とにかくおすすめです。しかも料金もとてもリーズナブルで、サービスも行き届いています。このロケーションでは世界的に有名なサーフィング大会も開催されることも遭って人気は高い。サーファーのレベルも初級から上級まで全ての対象者が楽しむことができます。また、このホテルからサーフィングロケーションまで歩いて約9分で、田んぼの中を通ることになります。季節によっては日本と同様でカエルの大合唱で賑やかになる時期もあります。インドネシアは雨季と乾季が大体半年単位に繰り返されますの、サーフィングする場合は、できるだけ乾季(4月頃から10月頃)に出かけることを奨めます。また、チマジャからジャカルタまでは車で凡そ4~5時間位かかりますが、気分転換するのも良いかもしれません。ジャカルタでは豚肉料理を出す店もありますので尚更良いと思われます。
<留意点>インドネシアはほぼイスラム教の国ですから、アルコール、豚肉等はダメですが、レストランでは「ビンタン」という銘柄のビールやワインは飲むことはできます。但し、価格は少し高めになっています。小瓶のビンタンは25,000ルピア(日本円で250円)、グラスワインは52,000ルピア(日本円で520円)がと当時の相場でした。1円=100ルピアと換算しています。行かれるときに必ず携えて頂きたいのは「正露丸」です。これって本当に助かります。
来月チマジャ に行くためとても参考になりました。
空港送迎はおよそいくらくらいでしょうか?