IT業界 今後必要なスキルは何か!

筆者がIT業界に踏み込んで45年余りの年月が早馬のごとく過ぎ去ってしまいました。当時では時の流れはゆったりしたものでしたが、パソコン、インターネットの出現、そしてSNS・・・というように想像を絶する猛スピードで駆け抜けています。少し前はドッグイヤーという言葉が世間を騒がせていましたが、今は100年が2万年に相当する時の流れと言われ騒々しい世の中になってきたようです。歴史を辿ると、産業革命後の世の移ろいは早く動く感がありましたが、今はそんな悠長なことはいえないほど、猛スピードで変遷しているようです。2045年には技術的特異点すなわちシンギュラリティが起こり大きな転換点になるであろうといわれているようです。

スキルについても変化の波が大小関係なくIT業界に押し寄せていて、この変化に柔軟に吸収して対応する能力がない人は残念ながらついてこれずに落伍する者が多かれ少なかれいます。このような局面を筆者は幾度となく目の当たりにしています。IT業界の技術者にはシステム・アナリスト、システム・エンジニア、プログラマー、システム営業のように大きく類別されていますが、ITを取り巻く環境によっては職域は必ずしも明確に区分することができない局面も発生してきます。現代では数々の要素が複雑に入り組んでおり、境界がはっきりしないケースが多く発生してきています。つまり、筆者の時代では、コンピュータに一番近い場所にいたため、レイヤとしては下位レベルの層に位置していました。技術的進歩により、レイヤのレベルが徐々に上位に位置するようになり、と同時に裾野がどんどん拡大していきました。つまり、様々なレイヤが重なり合っているため、便利さはあるが、理解力に対する深度が問われてくるのではないでしょうか?

システム開発を行う上で、要件定義、基本設計等を行う、いわゆる上流工程と、設計を受けてプログラミング、テスト等の工程ではIT業界では非常に大きな問題点があることに注視して下さい。ここに、下請け構造が生まれ、ピンハネや下請けいじめ等が発生します。過去、筆者はこの局面をいやというほど見てきています。下請けでもいいという人は別ですが・・・。

理解力を深めることにより、問題解決能力がついてきて伸びしろが生まれます!

 

ルーチンワークから脱して、絶えず創意工夫してリテラシーを強化することです!

 

現代では、AIはかなり注目されていて騒がしい。筆者の時代ではどこか冷ややかな目で観察していました。その頃のAIはPrologという言語で構築していましたが、今やJAVAを始め、pythonが主流となっています。そして、機械学習やディープラーニングなどが盛んにいわれてAIも進化しているようです。AIも万能ではないのです。ビッグデータを解析して直感的に方向を示す力はものすごいものがありますが、論理的思考、感性、倫理感等にはまだまだということがいわれています。

【IT業界における必須スキルの総括】

これからIT業界を目指そうとする人は以下の要素をよく捉えて吟味して踏み込む覚悟が必要になってくると考えます。


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いつどんな状態であっても問題を解決する力を養生すること。→ ソリューション能力を磨く

自分自身が興味をもつ業界、あるいは業種に絞って突き進むとしても、絶えず問題意識を持ち続けて、それを解決しようとする姿勢と勉強することが今後はますます重要となってくるのではないかと考えます。たとえば、経理に興味がある場合においても、簿記の資格を取得することもいいでしょうが、ルーチンワークを必ずやAIに乗っ取られてしまいます。それよりも経理データを様々な切口を研究して各種分析面の新局面を見出すことは非常に重要なことではないかと考えます。業種・業務はいつかはバンダリーがなくなり、色んな様相で混ざっていくことになると思われます。大事なことは、とにかく問題を解決できる力を身に付けていくことです。AIは何度もいいますが、論理思考は不得手であるため、そこを突破する力を養生することが大きなポイントとなるに違いないです。

世の動向や業界の動きに絶えず注視して、常に勉強する姿勢を維持すること。

今後はますますホロニック現象が多発して、今までの概念等をぶち壊すことが起こり得ます。この様な事態が起きても、自分の興味あるジャンルにおいて、基本を常に磨きながら進取のマインドを持ちつづけて進むことです。正解は常に変わっていきます。今、正解であっても何年か経過すれば不正解になることだってありえます。全ての面においてそうであると断言してもいいでしょう。

固定概念は持たずに、変化に対応する力を養生すること。

固定概念はあっという間に陳腐化してしまいます。100年が2万年に相当する時代の流れの速度であるためです。歴史をしっかりと把握していけば、明らかに理解できることです。ということは、いつも近未来に向けて物事を進めていくことがますます肝要となってきます。