
パソコン等を駆使していると、知らず知らずファイル数が増加して、しまいにはファイルを探す時間に追われるという現象が多発してきます。そこで、ファイル管理するにあたり何よりも誰もが簡単に使えることを軸に構築したソフト、つまり、Gmailが採っているユーザーインターフェース(UI)に類似した方法で開発したソフトが無料のファイル管理ソフトFenrirFSです。対象となるファイルをドラッグ&ドロップ方式で主要画面に登録した上で検索、タグ・ソート(タグ付け分類)をもってファイルを管理するロジックを採用しました。さらに、最新バージョンにおいては管理法を3種類設けて行えるようにエンハンスしています。
[画面例]
[環境設定例]
[ファイル操作]
No | 管理モード | 内 容 |
1 | ファイルモード | デスクトップ上でファイルの整理が可能 |
2 | エイリアスモード | ファイルの実体を移動させずにファイル管理が可能 |
3 | カスタム | ShiftキーとCtrlキーの様々な組合せによる細かな操作を可能としたこと |
[検索法]
ファイルに対するラベル付け機能をエンハンス、すなわち、ラベルリストを設置する機能を組み込んでファイル名とラベルの表示ポジションとの関係を強化させて管理面を簡易にできるように図った点を増強させました。ということで、検索性においては一段と向上しています。
[検索可能なキーワード]
①複数のラベルを選択して、ANDによる検索、ORによる検索
②ファイル名
③コメント
④ラベル名
⑤拡張子
⑥ファイルサイズ
様々なキーワードで検索することが可能となっています。
【ダウンロード】
無料ファイル管理ソフトFenrirFSをキーワードにします。
画面に表示されているナビに沿ってクリックします。
表示されている画面ナビに沿って操作を進めます。
画面の下に表示されているexeモジュール名の左端にすべて表示を押下します。
setup.exeモジュール名をダブルクリックします。以下のような画面が表示され、ナビに沿って操作を進めます。
インストールボタンを押下すればインストールが始まっ後にインストールが完了します。
【口コミ・評判】
このソフトの評判は概して良いようです。たとえば、ラベルを分類することで検索の効率がよいこと、ファイルにコメントを登録してプレビューさせながら管理ができるという声が多いようです。この最大の要因はフォールダ階層をタグ化して一元的にファイルを管理したことです。現代ではディレクトリをファイル管理のためにデータベースする研究は色々なメーカーで研究されていますが、パフォーマンス等でまだまだ理想には程遠いといえそう。今のところ、FenrirFSが良いと評判です。将来的にはテラバイト時代が到来することが予想され、100MB時代のユーザーインターフェースでは対応するのが難解であると考えられています。きっと新ロジックが産出されるであろうと筆者は考えています。
また、こんな声もあります。ファイルエクスプローラーでファイルを管理する場合、フォールダの類別化を図った上で、管理を行おうとしますが、煩雑になってしまうことは避けられないという理由でこのソフトを推薦します。