
MS-Officeにスクリーンショット機能、すなわち、スクショ機能が備わていることをご存知でしたか? EXCEL、WORD、POWER POINTを使用しているときに、突然「この画像をここに挿入したい」ということが起こったりするのではないでしょうか?
こんな時に至極便利な機能が”スクショ機能”なのです。作業の途中でインタラプトを掛けずに思考を止めることなく円滑に作業を進めることができます。
ここで、スクショについてまとめてみましょう。パソコン上でスクショを行う場合には大きく3通りがあります。
目次
スクショ3通りの方法
①キーボードによるスクショ
キーボードの上部の右側のある「PrintScreen」ボタンを利用する方法です。これが曲者でパソコンの種類やキーボードの種類によって記載されている文字がマチマチで使用者は混乱します。たとえば、PrintScと表示されているものやPrtScと短く表示されているキーボードもあります。下記に代表的なキーボードを表示します。
②Snipping toolによるスクショ
キーボードの下部の左側のWINDOWSボタンを押下しますと、インデックス「W」にWindowsアクセサリが表示されていますので、Windowsアクセサリをクリックします。
その結果、上から4番目あたりに「Snipping tool」が現れてきますので、これをクリックします。その結果、スクショの作業画面が現れます。
「Snipping tool」の利用するメリットは
1)自分が思い描く範囲を切り取ることができる
2)切り取った状態で印刷することができる
3)画像ファイルとして保存し、再利用することができる
4)切り取った後に加工することができる
の4点があります。
③MS-Officeに準備されたスクショ機能の活用
利用率が極めて高いMS-Office、その中でもEXCEL、WORD、POWER-POINTは群を抜いている言えます。にもかかわらず、スクショの機能を対する認知は低いというのが現状です。EXCELの例を表示します。挿入タグをクリックしますと、図の箇所にスクリーンショットが表示されています。これこそがスクリーンショットそのものです。同様にWORD、POWER POINTにも同じ機能があり挿入タグをクリックすれば表示されます。
EXCELにおけるスクリーンショット
挿入タグをクリックすると
上部の中央あたりにある「スクリーンショット」をクリックします。
EXCELにおいて挿入したいセルをクリックして画像を挿入する準備をします。スクリーンショットの箇所でプルダウンすると、使用できるウィンドウと画面の領域が表示され作業に入ります。その結果、下図のような画像が指定したセルに画像が挿入されます。
WORDにおけるスクリーンショット
WORDを起動した後、挿入タグをクリックします。
上部の中央付近にあるスクリーンショットをクリックします。スクリーンショットの箇所でプルダウンすると、使用できるウィンドウと画面の領域が表示され作業に入ります。その結果、
WORDの場合、挿入箇所を指定したい場合はテキスト・ボックスを利用します。
テキスト・ボックスに挿入された画像を移動させたい場合は、テキスト・ボックス自体を自動させて箇所を決めます。
POWER POINTにおけるスクリーンショット
POWER POINTを起動させ挿入タグをクリックしますと、上部の左側にあるスクリーンショットをクリックします。スクリーンショットの箇所でプルダウンすると、使用できるウィンドウと画面の領域が表示され作業に入ります。その結果、
予めクリックした箇所に画像が挿入されます。大きさは自由に変えられますので、加工編集時に調整するようにします。
MS-Officeスクショ評判
EXCEL、WORD、POWER POINTにスクショ機能があることを知らない人を多く見かけ、その人たちにOFFICEスクショ機能を説明しますと、目を丸くしてこれは使えると異口同音の声が聞こえてきます。資料つくりなどにかなりの効果が期待できそうという声が多かったようです。
また、時と場合によってはSnipping toolと組み合わせて使うと利用幅が広がって面白くなりそうという声も聞こえました。例えば、旅行記、レシピー、家族史等の制作にはもってこいという声も多かったようです。