個体値と努力値

能力値の計算式

ポケモンの能力値(最大HP・こうげき・ぼうぎょ・すばやさ・とくこう・とくぼう)は次のような計算によって決められています。

上の式から、ポケモンの能力値には「レベル」「種族値」「個体値」「努力レベル」の4つの要素が関わっており、それらが高いほど能力値も高くなることがわかります。レベルについては説明する必要はないと思いますので、それ以外の3つについて解説していきます。

種族値とは

種族値」は「成長特性値」「種類値」などとも呼ばれていますが、ゲームの中では普通知ることのできない<秘密の数値>なので正式な呼び名は不明です。

ポケモンの種類に応じてあらかじめ決まっていて、そのポケモンの能力の特徴を表しています。

たとえば、他の種類のポケモンに比べてすばやさの種族値が高いポケモンは、そのすばやさも高いということになります。

各ポケモンの種族値は図鑑能力値表を参照してください。

個体値とは

個体値」は「固有値」とも呼ばれています。これも<秘密の数値>なので正式な呼び名は不明です。

種類とレベルが同じポケモンでも、捕まえるたびに能力値が少しずつ違うことは多くの方がご存知だと思いますが、その原因となっているのがこの数値です。

それぞれの能力値ごとに個体値があり、HP個体値・攻撃個体値・防御個体値・すばやさ個体値・特殊個体値の5つの値があります。(金銀版からは、従来のとくしゅとくこうとくぼうに分かれましたが、個体値はひとつのままです。どちらの計算にも共通して特殊個体値が使われます。)

各個体値は、野生のものを捕まえたりゲーム内のイベントでもらったりすると、そのときに0〜15の範囲のいずれかの整数に自動的に決定されます。

ただし、HP個体値は次のように他の4つの個体値がいくつかによって決まります。

たとえば、攻撃個体値と特殊個体値だけが奇数のときは8+1でHP個体値は9。また、4つの個体値が全て奇数ならば8+4+2+1でHP個体値は15になります。

こうして個体値の組み合わせが異なることにより、同じ種類のポケモンどうしの能力値の差が作り出されています。

個体値が高ければ、そのぶんだけ強くなります。しかも一度決まってしまった個体値は、あとで増えることも減ることもありません。つまり個体値とは、そのポケモンの持って生まれた素質のようなものです。対戦を意識するなら個体値が高いポケモンを捕まえることは必須です。

個体値が関係しているのは実は能力値だけではありません。絶対に変化しないこととポケモン一匹一匹ごとに違うという性質から、金銀クリスタル版では次のようなことに利用されています。

性別の決定
基本的に攻撃個体値が高ければ♂、低ければ♀ということになっています。詳しくはポケモンの種類によって違うので図鑑を参照してください。
色違い(ひかる)ポケモン
攻撃の個体値が2,3,6,7,10,11,14,15のいずれかで、防御・すばやさ・特殊の個体値が3つとも10のとき、そのポケモンは色違い(ひかる)ポケモンになります。(野生で色違いが出現する確率は1/8192です。)
めざめるパワーのタイプと威力の決定
アンノーンの姿の決定

努力値とは

このページの冒頭の能力値の計算式の中では努力レベルというものが出てきました。これは努力値という数値によって決まります。

努力値も<秘密の数値>で、正式な呼び名は不明です。

戦闘を数多く経験したポケモンほど強いとされていますが、その理由はこの努力値にあります。

ポケモンが相手を倒すと、経験値のほかに努力値を得ることができます。努力値も個体値と同じようにHP努力値・攻撃努力値・防御努力値・すばやさ努力値・特殊努力値の5つの値があり、それぞれの努力値には倒したポケモンの各種族値が加算されます。

たとえば、HP努力値には相手のHPの種族値が加算されます。金銀クリスタル版の場合は、特殊努力値には相手のとくこうの種族値が加算されます。複数のポケモンで1体のポケモンを倒した場合や、学習装置を持たせていた場合の努力値は、経験値と同じ方式で分配されます。

手に入れたばかりのポケモンの努力値は0で、最高値は63002です。努力値が減ることはありません。

努力レベルは、この努力値によって決まる数値(0〜63)です(換算表)。努力値が高いほど努力レベルも高くなります。

努力値は戦闘のほかにマックスアップ(HP用)・タウリン(攻撃用)・ブロムヘキシン(防御用)・インドメタシン(すばやさ用)・リゾチウム(特殊用)で上げることもできます。これらの薬は1個あたり努力値を2560上げることができます。努力値が25600以上になるとこれらの薬を使うことができなくなるので、薬を使うならばそのポケモンを手に入れてすぐがおすすめです。

2002/10/01改訂