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専門性を排除して、操作を直感的かつ簡単に徹し、さらに負担なく利用出来るように廉価に設定したRPAツールがEzRobotです。まずはEzRobotの初期画面とそのメニューを記述します。
【EzRobotー初期画面】
下記の画面のように、使う機能を選択して、その詳細を書いていくだけのシンプル操作、機能と入力項目を必要なものだけに絞って前面に表示しているため、初心者でも抵抗がありません。
【EzRobot画面構成と各メニュー】
実際にロボットを作る画面についての構成とそれぞれのメニューを記述します。
① 上部メニュー ・・・ 主にEzRobot全体に関わる設定や操作に使用します。
② タブ ・・・ ロボットファイル(拡張子.ezr)毎にタブがアサイン(割当)され、タブを切り替えることで編集するロボットファイルを切り替えられます。
③ ロボットファイル名 ・・・ タブで選択されているロボットファイル(.ezr)名が表示されます。
④ 機能ボタン ・・・ ロボットファイルに作業を追加するボタンです。例えば、Excel、Web、マウス、キーボード、ファイル操作がボタン名として表示されます。
⑤ ロボット概要 ・・・ ロボットに関する概要を記述するフィールドです。
⑥ 作業一覧 ・・・ ロボットファイル上の作業一覧。機能ボタンで追加された作業はこの一覧表に表示されます。表示された一覧表に対して、作業の削除、カットアンドペーストなどの編集も行うことが可能です。
また、実行をコントロールする「PLAY」等のボタンがありますので、実行時にはどの箇所を実行しているかもこちらで参照することが出来ます。
⑦ 作業対象 ・・・ 作業一覧で選択された作業の詳細はこちらに表示されます。そのため、各項目を編集して細かな指示をロボットに与えることが可能となります。
⑧ 変数一覧 ・・・ ロボット上で定義されている変数の一覧が表示されます。従って、変数の登録、編集、初期値の設定などを行うことが出来ます。
【EzRobotにおけるロボットの作成法】
EzRobotでロボを作る場合は人が手作業で行う操作をストレートにそのまま再現すればOKです。例えば、ゴミ箱を空にする動作をロボットとして行う場合は以下のように行います。
まずは上記の画面に表示されているごみ箱のアイコンをダブルクリックします。
次に「ごみ箱を空にする」をクリックします。その結果、下記のような確認画面が表示されます。
表示された画面 「はい(Y)」 をクリックします。または、キーボードで「Y」を押下します。その結果、ごみ箱は空になります。
【EzRobotでロボットを作成】
手作業で行う操作をストレートにそのまま再現すればOKです。
①(ごみ箱のアイコンをダブルクリックしたいので)メニューから【マウス】ー【ダブルクリック】を選択します。その結果、下記のような選択画面が表示されます。
②デスクトップ上でごみ箱のアイコンを選択します。
③1行目に「ごみ箱のアイコンをダブルクリックする」が設定されます。
④ごみ箱のアイコンをダブルクリック後、(ごみ箱のアイコンをダブルクリックしたいので)メニューから【マウス】ー【クリック】を選択します。その結果、下記のような選択画面が表示されます。
⑤「ごみ箱を空にする」を選択します。
⑥2行目に「ごみ箱を空にする」をクリックする が設定されます。
⑦「ごみ箱を空にする」をクリック後、確認画面が表示されますので、「はい(Y)」をキーボードで「Y」を押下します。
⑧(キーボードから「Y」を押下したいので)メニューから【キーボード】ー【キー操作】を選択します。その結果、下記のような選択画面が表示されます。
⑨キーに「Y」を設定する
3行目にキーボード操作で「Y」を押下するが設定されます。
「ごみ箱を空にする」ロボットがわずかたったの「3行の記述で作ることが出来ました。
【ロボットの作成動画】
動画の再生時間は約33秒でした。つまり、①~⑨までのロボット作成時間を意味しています。
【ロボットの実行動画】
動画の再生時間は約6秒でした。
再生時間が速いと感じられる場合は、設定再生速度を遅めに調整して下さい。因みに0.5程度が見やすいと思われます。
【BizRobotは】
BizRobotは、ロボットやユーザーを一元管理できるため、統制のとれたプロジェクトの進行が可能です。また、特定の場所に縛られることなく開発していくことができるためリモートワーク等にも適しています。